歯周病を改善するデンタルケア
「歯医者に行ったら歯周病らしいんだけど、どうしたらいいのかなぁ？」
「口臭が気になって、歯周病っぽいんだけど、どうやってケアしてますか？」
などと行った相談や質問を受けることがあります。
以前は、デンタルケアなど、
「寝る前にチャチャッと磨いて置けばいいんでしょ。」
程度のケアしかしていなかった筆者、もちろん口臭バリバリの歯周病でした。
しかし危機感を覚え、一念発起し歯周病改善に取り組み成功した経験があります。
これを読めば、歯周病や口臭でお悩みの方にお役に立てますし、長く健康な歯を保つことができると思います。
さっそく見てきましょう。
ポイントは、いかに歯周病菌を減らすか、殺菌するかです。
殺菌方法にもご注目ください。
１．歯間ブラシ、フロスを使用する
↓筆者がよく使っているフロス
最近は、使用している人が増えてきていると思います。
これは、デンタルケアでは必須です。
歯ブラシで歯を磨くまでの人がほとんどだと思いますが、歯と歯の間の汚れは歯ブラシでは落としきれません。
それに、歯ブラシでは歯周ポケットの中には届きません。
その点、歯間ブラシ、フロスは歯周ポケットの中までしっかり届いて歯周ポケットの中の歯垢や食べカスを取り除いてくれます。
歯周病とは、歯周ポケットの中で細菌が繁殖し、感染。そこで炎症を起こす「細菌」が原因となるものです。
つまり、「細菌」の栄養素となる元を断てば、細菌は繁殖しなくなります。
歯ブラシでは除去できない歯垢、食べ残しを、歯間ブラシ、フロスなどで落とし細菌の繁殖を抑えることが歯周病の改善につながります。
２．緑茶で口内の悪玉菌をやっつける
これは目から鱗だったのですが、緑茶に含まれるカテキンの殺菌力って、善玉菌を残して悪玉菌を殺菌してくれるそうです。
つまり、口内の菌バランスを最良化してくれるものということです。
これは、NHKの「ためしてガッテン！」というテレビ番組から学んだことでした。
以前に市販のマウスウォッシュを使用したことがありました。
その時は、確かに直後はスッキリするのですが、歯垢・歯石が取りきれていないと、そこから繁殖し、口の中が荒れることがありました。
つまり、市販のマウスウォッシュは善玉菌、悪玉菌の双方を殺菌してしまうため口内の菌バランスが完全リセットされてしまい、リセット後に残った歯垢・歯石で繁殖する悪玉菌のみが繁殖するような構図になって荒れるということになってしまいます。
そのため、口内の菌バランスを最良化してくれる緑茶は、今のところベストな選択だと思っています。
３．マウスウォッシャー・ドルツを使用する
これは強力なアイテムです。
歯ブラシ、フロスでは取りきれない歯周ポケットの食べ残し歯垢を落としてくれるからです。
筆者が歯周病が改善したと実感できた度合いとしては、１番感じたものです。
ドルツを使用してから、
・歯茎が引き締まった
・寝起きの口内の雑菌の繁殖による不快感がなくなった
・歯医者さんでの定期検診の際に褒められた。
という大きな変化がありました。
デンタルケアはいろいろ試しましたが、これが一番改善があったものだと感じています。
今では手放せないアイテムだし、ドルツをしてからでないと寝ることができません。
まとめ
歯周病というのは、気づきにくいものですし、気づいてもどうしたらいいかわからない。
すぐに支障が出るわけではないから放っておいているという方がほとんどだと思います。
しかし、大切な歯を常に危険に晒していることと同意だと思います。
毎日のケアで改善できますし、筆者は改善することができました。
ぜひ毎日のケアに取り入れていただければ幸いです。
